千代田第一工業について
千代田第一工業は、東京都狛江市に本社を構える金属表面処理(めっき処理)の専門企業です。
世界で唯一の硬質クロムめっき技術「ダイクロン」を武器に、1952年の創業以来、日本を代表する多くの企業様の発展を支えてきました。
今後も、信頼される技術と品質で、お客様の期待に応え続けていきます。
千代田第一工業株式会社は、一緒に「100年企業」を目指していただける方を募集しています。弊社は、多品種少量生産であることから、「モノと向かい合う」ことが必要です。これは、事務系の方も同じで、国内は「北海道から沖縄」海外は「アフリカからメキシコ」まで、多種多様なお客様に伝票や仕様で合わせていくことが必要となっており、自分の常識にとらわれていると、対応ができません。
それらを実現するために鍵となるのは「感謝報恩する道場」という弊社の社是であると信じています。イギリスの経済学者であるE.F.シューマッハは「Small is beautiful」という著書の中で、将来の企業や社会のあり方について論じています。弊社は、彼が提唱しているように、規模の経済性ではなく、独自の技術や取り組みを行うこと。そして、社是の通り感謝の心を持って、自分の成長を信じて「日々精進」することによって「100年企業」を実現したいと考えております。この強い想いを共有できたら幸甚です。
「ダイクロン」は千代田第一工業が世界で初めて開発・実用化した硬質炭化クロムめっきであり、当社独自の技術です。金属部品の表面に加工(めっき処理)を施すことで、極めて高い耐摩耗性・耐食性・耐焼き付き性をを実現。食品分野をはじめフィルム、粉体、紡績、ゴムに至るまで精度と耐久性が求められる分野で幅広く使用され、他では真似できない性能として高い評価をいただいています。日本国内のみならず、海外からも厚い信頼を寄せられており当社の中核をなす技術です。
詳細はこちら事業の強み
当社事業の強みは、独自に開発した世界初の技術「ダイクロン」を軸に、他社にはない加工品質を実現している点にあります。高い密着性、優れた硬さ、再処理のしやすさといった性能面でも高く評価され、飲料の缶を成形する金型をはじめ、プリンター用トナーの製造装置、シートベルトやエアバッグに使われる産業用繊維の製造ラインなど、日常生活に関わる多様な製品の製造現場で当社の技術が活用されています。
異物混入を防ぐ高密着なめっき技術 高い密着性
ダイクロンは基材との密着性が非常に高く、使用中にめっきがはがれにくいことが大きな特長です。異物混入や製品汚染といったリスクを最小限に抑えられることから、品質への要求が厳しい分野では特に有効です。実際に、食品業界をはじめとする多様な製造現場で採用され、高い信頼を得ています。
摩耗を抑える優れた表面硬度 高い硬さ
ダイクロンはHv1000前後の高度な硬さを実現しており、こすれに非常に強いことが特長です。摩耗による性能劣化を抑え、部品を長く使い続けられるため、製品のライフサイクル延伸やメンテナンスコスト削減にも貢献。金型や粉砕機など高い耐久性が求められる現場で活用されています。
再めっきによるコスト削減と長寿命化 高い再処理性
ダイクロンは再処理性に優れており、摩耗やキズが生じた場合でも再施工が可能です。専用工程で皮膜を除去し再びめっきを施すことで、部品を廃棄することなく繰り返し使えます。これによりコスト削減だけでなく産業廃棄物の抑制や環境への負荷低減にもつながり、持続可能なものづくりを支えています。
仕事について
製造・営業・事務、それぞれ役割やミッションは異なりますが、私たちのものづくりは常にチームで進行します。お客様のニーズを営業がつかみ、事務が社内の流れを整え、製造がクオリティの高い製品に仕上げる。その連携が、信頼される仕事につながっています。
manufacturing 製造
製造部門は、部品の磨きを行う部署、治具の取り付けや製品の組立・分解をおこなう部署、出荷前の最終検査・梱包・搬出などを担う部署の4つに分かれています。常に各工程が連携することで高品質な表面処理製品の安定供給を実現しています。
sales 営業
既存のお客様を中心に、めっき加工に関する提案・見積り対応・納期調整などをおこないます。お客様が抱える課題や要望を丁寧にヒアリングし、社内の製造部門や事務部門、社外の研究機関などと連携しながら、最適な処理方法や仕様を提案します。
office work 事務
営業・製造部門を支える事務職は、受発注処理、納期管理、出荷伝票の作成、電話・来客対応など、社内外の調整役として幅広い業務を担います。お客様からの問い合わせ対応や書類作成などを通じて、社内のスムーズな情報連携を支える存在です。
社員インタビュー
製造・営業・事務、それぞれの立場で日々の業務に取り組む3名の社員に、千代田第一工業で働く魅力や、仕事のやりがいについて語ってもらいました。業務内容は異なっていても、めざすのは同じ品質と信頼。その想いが、現場でどう形になっているのかをお伝えします。
千代田第一工業で働く魅力
千代田第一工業では、働きやすい環境づくりに力を注いでいます。安定した経営基盤のもと、休日休暇や教育制度、資格取得支援などを整え、成長を実感できる仕組みを用意。地域とのつながりも大切にし、地元とともに歩む企業をめざしています。
仕事とプライベートを両立! ワークライフバランス
土日祝休みで年間休日は110日以上。残業もほとんどなく、有給休暇も取得しやすい環境です。また、子どもの病気やけがなどにも柔軟に対応できる風土なので、小さなお子さんがいる方でも安心して働けます。
未経験から学べるサポート体制 充実の教育制度
先輩社員によるOJTや外部研修などの受講を通じて、実践的にスキルを磨けます。また、部署の垣根を越えて企業力の向上をめざす委員会活動では、一般社員が委員長を務めるなどリーダーシップを育む仕組みも整えています。
景気に左右されない安心の経営基盤 安定・優良企業
ダイクロンをはじめとした唯一無二の独自技術を強みに価格競争や景気に左右されず、財務体質も健全。競合企業の少ない狛江エリアにおいて、地域に根差した安定・優良企業として着実に成長を続けています。
居心地の良さが魅力! 高い定着率
社員同士があだ名で呼び合うフラットな関係性があり、部署や役職を問わず困ったときには自然と助け合える風土が根付いています。10年、20年と長く続けている社員も多く、定着率の高さも自慢のひとつです。
働きながら国家資格の取得も! 資格取得支援制度
知識や技術の習得を支援するため、希望者には職業訓練校の通学費用や資格取得にかかる費用を会社が全額負担。スキルアップや専門性の向上を通じて、仕事の幅が広がり、自身の成長や評価にもつながります。
地元とのつながりを実感! 地域貢献
地元のお祭りや市のイベントへの参加、AEDの設置など、地域貢献活動を推進。また、敷地内の一角をミニ公園として開放し、花壇に花を植えて近隣の方の休みどころにするなど、地域に寄り添った取り組みを続けています。
COMPANY 会社概要
| 社名 | 千代田第一工業株式会社 |
| 代表 | 代表取締役社長 鈴木 信夫 |
| 本社 | 〒201-0004 東京都狛江市岩戸北3-11-9 |
| 創立 | 1952年(昭和27年)5月 |
| 資本金 | 1200万円 |
| 従業員数 | 23名(2025年10月現在) |
| 事業内容 | 製罐関係:ガイド部品、アルミ材機械部品 繊維関係:ホットロール、各種ロール、GP関連部品 メーカー:耐摩耗用機械部品、精密機械部品 金型関係:金型 |
| 社是 | 感謝報恩を実践する”道場”です! |